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2017年5月21日日曜日

出船送り

今日は二十四節気句の小満(しょうまん)。
「あらゆる生命が天地に満ち始める」という意味の節気。
日ごとに上昇する気温に、麦は大きく穂を実らせ、草木の緑は色濃くなっていきます。

さて、今日は臼福商店さんの遠洋マグロ延縄漁船、第十八昭福丸さんの出船送りに参加してきました。
遠洋船は一度航海に出ると1年以上は戻ってこないので、しばしのお別れとなります。

出船送り、港町気仙沼では、マグロやサンマなどの出航に際して乗組員の家族や友人、関係者らが一堂に会して福来旗(フライキ)や色とりどりのテープを持つなどして漁に向かう皆さんを送り出します。
まさに水産業が盛んな気仙沼ならではの地域イベント。

こういう文化はこれからも残していきたいし、残すべき大切な文化と思っています。
乗組員さんの幼い娘さんでしょうか、またあとでね!の言葉がとても印象に残りました。

まずは航海の安全と大漁を祈念しております。
いってらっしゃ~い!

出船送りに集まる人々
テープ準備


船に掲げられた旗

出港準備

出船送り

出港



























(仙台生活51日目)


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