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2017年5月2日火曜日

カイゼン

トヨタ生産方式の主要な考え方の1つである「カイゼン」を学ぶ機会があった。
防備録としてメモメモ。

1.   トヨタ方式カイゼンについて
リードタイム(製品ができるまでの時間)の縮小がコスト削減につながる
・ジャストインタイムとは,後工程引き取り方式のこと。
・キャベツ包装作業の事例:作業ごと(切る,ラップするなど)にまとめて実施するパターンと1個ずつ完成させるパターンではどちらが早いか?結論として1個ずつ完成させる方が早いということが分かった
(根拠:取りに行く時間,スペースの無駄とタッチ数も違う;この事例はカイゼンの考え方の基礎)
・トヨタ生産方式でチェックする7つの無駄:①作りすぎの無駄,②手持ちの無駄,③運搬の無駄,④加工そのものの無駄,⑤在庫の無駄,⑥動作の無駄,⑦不良の無駄
・「在庫」はすべての無駄を隠してしまうので,ゆえにカイゼン運動が必要なのである。
セル生産方式:従来からのライン工程からU字(ワークセル)方式へと進んだ「省人化型」の進化形;「8人のシリーズ生産」よりも「5人のワンマン生産」,これにより生産必要数,移動時間とタクトタイム(=1日あたりの稼働時間/1日あたりの生産数量)の縮小に効果がある。
・ワークセルの生成,発展と熟成の課程:①乱流(水平分布,個別最適と多台生産)②整流(垂直統合,整流化)③間締め(Connection④セル化(1人生産方式)⑤セル・カンパニー化(全体最適)

Q:生産量とか時間あたり処理量とかの指標をとり,カイゼンが経営にどのように結果に結
びつくのか,持続性と併せて課題となるであろう。
A:最終目標として各企業が独自で個別原価を出せるようにしたい。何が最も利益率が高い
のかなど「見える化」できれば経営力強化に繋がる


(仙台生活32日目)


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