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2018年3月23日金曜日

地域経済分析システムとインバウンドの動向

地域経済分析システムとインバウンドの動向をメモ;

・地域経済分析システム(Regional Economy Society Analysis System ; RESASリーサス)は、地方創生の様々な取り組みを情報面から支援するために、経済産業省と内閣官房(まち・ひと・しごと創生本部事務局)が提供する地域経済分析のツールである。
RESASは自体はソフトができてから今年3年目、発展途上ではあるが、地方創生の分析ツールとしての使用価値は高く、交流人口分析や施策への反映へと活用されはじめている。
・日本を観光で訪れる外国人(インバウンド)は右肩上がりで推移しており、2017年は速報値で訪問者数2,869万人、経済価値4.4兆円となった。
・政府は2020年に4,000万人、2030年に6,000万人をインバウンドの達成目標と定めており、目標に向けて着実に伸びている。
・国別の訪問者数では中国、韓国、台湾の順に多く(2017年、日本全体)、費目別消費は買物、宿泊、飲食が上位を占める。日本の観光競争力はスペイン、フランス、ドイツに次いで第4位(2017年)となった。
・最近年のインバウンドの特徴としては、リピーターが多いこと、92%が満足と評価していること、5割以上が個人旅行であることが挙げられる。個人ブログやSNS(フェイスブック、ツイッター)が新しい情報源となりつつあり、インバウンドを取り込む余地はまだまだ残されている。

○RESAS
https://resas.go.jp/#/13/13101


(仙台生活356日目)




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