食品衛生の基本は、つねに「清潔」に保ち、作業を「迅速」に行なうこと。
これを実践するために不可欠なのが5S(エス)である。
①整理(Seiri)
必要なものと不必要なものを区別し、不必要なものは処分すること。
②整頓(Seiton)
必要なものが必要なときに必要な量だけすぐに取り出せる状態にすること。
そのために保管場所を決め、いつも同じところに正しく保管する。
また、使ったら元に戻す。
③清掃(Seisou)
施設や設備を洗浄・消毒し、清潔に保つこと。
すなわちきれいに掃除をすること。
④清潔(Seiketsu)
汚れがなく、衛生的な状態であること。
①~③がつねに行き届いた状態。
⑤しつけ(Sitsuke)
①~④や決められたルールをしっかりと守ることを習慣づけること。
製造現場には、調理に必要なさまざまな機械、保管設備、器具、容器などが置かれている。
これらの整理・整頓がきちんとできていないと、作業効率が悪くなるばかりか、清掃も行き届かなくなり不衛生になる。
一人ひとりが「整理・整頓・清掃・清潔」を習慣になるまで実践する、決められたルールを守る、この地道な積み重ねが食品衛生の基本となる。
(仙台生活74日目)
0 件のコメント:
コメントを投稿