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2018年10月9日火曜日

伊達正宗遺訓

伊達政宗遺訓

一.仁に過ぐれば弱くなる。義に過ぐれば固くなる。礼に過ぐれば諂い(へつらい)となる。智に過ぐれば嘘をつく。信に過ぐれば損をする。

一.気長く心穏やかにして、よろず倹約を用い、金銀を備えるべし。倹約の仕方は不自由を忍にあり、この世に客に来たと思えば何の苦しみもなし。

一.朝夕の食事はうまからずとも褒めて食うべし。元来、客の身なれば好き嫌いは申されまじ。


一.今日行くを送り、子孫兄弟によく挨拶して、娑婆のお暇(おいとま)申すべし。


(仙台生活556日)



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