今回はゲストエディターとして参画、貴重な経験をさせていただきました。
一次産業のLCAの中でも水産業は特に手つかずでしたが、近年、“持続可能性”をキーワードに先行している欧州をはじめ、世界各地で取り組みの事例報告がなされてきています。
今回は日本国内の取り組みとしてIOTから和田先生・畑中先生、漁業現場の視点から藤森先生、流通の観点から永島さんらにその分野の最新事例をご紹介いただきました。
今段階での水産LCAの状況を把握できたことは1つの成果、一方、整理の中で見えてきた課題をいかにクリアしていくかが今後は求められてくるので、その意味では、ここからがまた新しいスタートになります。
更に前進できるように、しっかりと取り組まなければならないとあらためて感じたところでした。
最後に、執筆いただいた皆様、強力なサポートをいただいたエディターの折笠先生、事務局の清水さん、陰で支えてくださった多くの方々に感謝申し上げます。
ありがとうございました。
特集「水産物のLCA」次第
○解説 水産分野におけるLCA研究の動向 渡邊一仁
○解説 IOTによる持続可能な定置網漁業の取り組み 和田雅昭・畑中勝守
○解説 漁業LCA研究の現状と課題 藤森康澄
○事例論文 流通形態が異なる国産イカの環境負荷 永島楓太・鈴木徹・渡辺学
日本LCA学会誌 VOL.13(3) |
巻頭言 |
(仙台生活495日)
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