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2018年6月19日火曜日

社員心得帖

皆さんは週二日の休みをどのような考えで過ごしておられるだろうか?

一日教養、一日休養というように有効に活用できているかどうか。
二日間の休みを無為に過ごすのではなく、心身ともにみずからの向上をはかる適当な方法を考え、実行していただきたいと思う。

ただ、そのみずからを高めるというか、教養を高めたり、仕事の能力を向上させたり、あるいは健康な体づくりをすることと関連して、私は一つ皆さんにお尋ねしたい。
それはどういうことかというと、ほかでもない。

皆さんが勉強なり運動をするときに“自分がこのように自己の向上に努めるのは、ただ単に自分のためばかりではない。それは社会の一員として自分の義務でもあるのだ”という意識をもってやっておられるかどうか、ということである。

そういうことを皆さんはいままで考えたことがあるかどうか、また、現在かんがえているかどうかをお尋ねしたいと思う。

そのとき、なぜ私がそのようなことを質問したのかと言いますと、そういう義務感というものは、社員一人ひとりが常にもっていなければならない非常に大切なことだと考えていたからです。

-週休2日制を最初に導入した松下幸之助さんの言葉より


(仙台生活445日)




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