リオオリンピック2016、バドミントンダブルスで見事に日本人初の金メダルを獲得した「タカマツ」ペアへのインタビューでの一言、松友美佐紀さんの言葉は震えます。
「試合をしていく上で、五輪で最後と決めている選手もたくさんいて、それがつらくて。いろいろな選手がいて、いまの自分がいる。もう戦えないと思うとつらかったです…」
どうしても勝負の世界なので勝ち負けが最初にくるのは当然ですが、それは相手あってのこと。
このレベルになるとオリンピックに限らず世界レベルの大会や場合によっては小さな頃から幾度となく対戦しているので、切磋琢磨しながらお互いに成長している。
勝負の世界なので勝ち負けは大事だけど、松友さんはそのことを超越して、その涙には「うれしさ」とは別に「感謝」と「悲しみ」、「寂しさ」を同時に察し得ます。
こういう精神、考え方は日本人の誇りですね。
金メダル、あらためておめでとうございます!
○日刊スポーツ記事(2016年2月20日)
http://www.nikkansports.com/olympic/rio2016/badminton/news/1697456.html
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