モーニングと言っても朝6時からなので、まだ暗がりの中ではありましたが、到着したときの会場はすでに満員、後で確認したら170人くらいが参加していたようです。
そして講師の先生は志ネットワークの上甲晃さん。
松下政経塾の元副塾長です。
結論から書くと、参加して良かったです。
良いお話が聞けました。
また、会場のはきはき、きびきびした空気も緊張感が合って良かったです。
<概要>
どういう人が逆境に強いのか?使命感を持っている人である。
パン屋をして飯を食っている人はのんびり、補助金が続く限りはそれで自分が食べていけると思っている。
一方、パン屋がないと地域が困るという考えの人、この人は使命感を持っているので、自分から動くだろう。
この違いが分かるか?
また、仲間が居る人もまた強い。ひとりぼっちは何かあると立ち直りが遅い。
志、絆は逆境を生き抜く根本である。
松下政経塾は松下幸之助が85歳で建てた。
この年齢を聞くと、私はまだまだ若い。
松下幸之助は自分のことではなく、自分の死後のことを21世紀を考えてた。
桜の木、昔の人が未来の人が楽しめるように。
あなたは何を残せますか?
今の時代は食いつぶしている、自分たちを助けろって。
子孫に膨大な借金を残してる。
自分さえよければ良いからと。
松下電機は何をつくっているのか聞かれた。
電機。
違う。
哲学、知識も技術も大事、資格も大事だが、これらは人生の道具にすぎない。
松下は使う側の人間を育てる。
人間的には信用ならないとなれば、それだけで価値無し。
人間力、人間としての魅力を高める努力をすることが根底。
嫌な人はどんな人?
自分の利益だけを考える人。
魅力的になる人は周りの人を考えていける人。
人のために頑張ると頭がさがるとなる。
相手を幸せにしたいと。人間的魅力を高める唯一のコツは相手を幸せにするから。
どういう時に立派と言われるか?
人のために惜しげもなく実践できるひと。
熱心と立派の違い。
今は変化にとらわれすぎ。
変化にばかり目を向けるから。
未来は常に不透明なのがあたりまえ。
変化にばかり目を向けると浮き足立つ。
変わらざるものをしっかり見ろ。
人間の本質は変わってない。
変わっているのは目先の技術だけである。
聖書は変わらず読んでる。
すべての立ち振る舞いに他人を思いやること。
気遣いと配慮。
山形で明日から合宿。
武士道、勝負事で勝った瞬間に相手の前で喜びを見せないのが美学だった。
相手を思いやる心。
あいさつは野球より難しい。
野球や仕事は技術、傲慢でも焼け腐れてもできる。
ただし、本当のあいさつはできない。
あいさつは心が正されなければできない。
駐車場の止め方日本一をめざし、止め方も。
その気になれないひとが社内にいる。
会社が変われるのは、みんながその気になったとき。
会社の土がわる。
誰よりも早く起きてみんなが嫌がる掃除をやることである。
これが、第一の勉強、政治家になるための、人間としての根本的な修行。
知識だけではなく心を育てること、他人を思いやること、人間力を
育てることが大事である。
新聞記事 |
上甲氏の講演 |
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