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2016年2月17日水曜日

リーダー100人モーニングセミナー

気仙沼市倫理法人会が主催するリーダー100人モーニングセミナーに参加してきました。
モーニングと言っても朝6時からなので、まだ暗がりの中ではありましたが、到着したときの会場はすでに満員、後で確認したら170人くらいが参加していたようです。

そして講師の先生は志ネットワークの上甲晃さん。
松下政経塾の元副塾長です。

結論から書くと、参加して良かったです。
良いお話が聞けました。
また、会場のはきはき、きびきびした空気も緊張感が合って良かったです。

<概要>

どういう人が逆境に強いのか?使命感を持っている人である。
パン屋をして飯を食っている人はのんびり、補助金が続く限りはそれで自分が食べていけると思っている。
一方、パン屋がないと地域が困るという考えの人、この人は使命感を持っているので、自分から動くだろう。
この違いが分かるか?
また、仲間が居る人もまた強い。ひとりぼっちは何かあると立ち直りが遅い。
志、絆は逆境を生き抜く根本である。

松下政経塾は松下幸之助が85歳で建てた。
この年齢を聞くと、私はまだまだ若い。
松下幸之助は自分のことではなく、自分の死後のことを21世紀を考えてた。
桜の木、昔の人が未来の人が楽しめるように。
あなたは何を残せますか?
今の時代は食いつぶしている、自分たちを助けろって。
子孫に膨大な借金を残してる。
自分さえよければ良いからと。

松下電機は何をつくっているのか聞かれた。
電機。
違う。
哲学、知識も技術も大事、資格も大事だが、これらは人生の道具にすぎない
松下は使う側の人間を育てる。
人間的には信用ならないとなれば、それだけで価値無し。
人間力、人間としての魅力を高める努力をすることが根底。

嫌な人はどんな人?
自分の利益だけを考える人。
魅力的になる人は周りの人を考えていける人。
人のために頑張ると頭がさがるとなる。
相手を幸せにしたいと。人間的魅力を高める唯一のコツは相手を幸せにするから。
どういう時に立派と言われるか?
人のために惜しげもなく実践できるひと。
熱心と立派の違い。

今は変化にとらわれすぎ。
変化にばかり目を向けるから。
未来は常に不透明なのがあたりまえ。
変化にばかり目を向けると浮き足立つ。
変わらざるものをしっかり見ろ。
人間の本質は変わってない。
変わっているのは目先の技術だけである。
聖書は変わらず読んでる。
すべての立ち振る舞いに他人を思いやること。
気遣いと配慮。

山形で明日から合宿。
武士道、勝負事で勝った瞬間に相手の前で喜びを見せないのが美学だった
相手を思いやる心。
あいさつは野球より難しい。
野球や仕事は技術、傲慢でも焼け腐れてもできる。
ただし、本当のあいさつはできない。
あいさつは心が正されなければできない。

駐車場の止め方日本一をめざし、止め方も。
その気になれないひとが社内にいる。
会社が変われるのは、みんながその気になったとき。
会社の土がわる。
誰よりも早く起きてみんなが嫌がる掃除をやることである。
これが、第一の勉強、政治家になるための、人間としての根本的な修行。
知識だけではなく心を育てること、他人を思いやること、人間力を
育てることが大事である。


新聞記事

   
上甲氏の講演









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