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2015年4月24日金曜日

東北の小京都、角館

 角館は春の桜や武家屋敷で有名ですが、これまでなかなか訪ずれる機会がありませんでした。今回は念願かなっての初訪問なのです。

 気仙沼からは北上経由で秋田道から大曲に入り、角館へ向かいました。景色を楽しみながらのドライブすることおよそ3時間で道の駅「なかせん」へ、ここの川沿いに咲いている桜もなかなか見ごたえがありました。


                     道の駅「なかせん」横の桜並木

 元気をもらった後は、お目当ての武家屋敷へ。武家屋はJR角館駅の近くなので、まずは角館駅を目指すことに。角館駅の周辺に入ると、駐車場の看板が目に入り、概ね500~1,000円の料金設定がされていました。様子を見がてら運転していると、ちょうど角館駅と武家屋敷の中間くらいのところにあるさかい屋さんの向かい渡辺さん?という同性の駐車場が安かったのでここに駐車して歩くことにしました。



武家屋敷に向かう角館の街並み

 
 そして、武家屋敷へ。これらの屋敷群は、390年ほど前に芦名義勝が作った町割りが残っている町なのだそうな。黒塗りの塀や屋敷に沿って流れる堀の水は、江戸時代の様相を想像させるには十分なのです。


 武家屋敷の風景


 今年は桜前線の北上が早く、ところどころ満開に咲いてはいるものの、4月下旬にもかかわらず、多くが散り始めていたのは残念!あと3日早ければ・・。ただ、「散り際の美しさ」というのもまたおつなもので、風に舞う花びらは見ごたえがありました。
 
    

角館のシダレザクラ


 武家屋敷の近くを流れる桧内川(ひのきないがわ)堤の桜並木もまた、一見の価値ありありなのです。



                           桧内川堤の桜

 
 角館では「食」の方も独自の文化があるとのこと。和菓子では小豆子を型に入れて焼いた「もろこし」、狩りの途中に狩った獲物をその場で食べていたと言われる「御狩場焼」や地元の味、角館「平打ちうどん」などなど。また、安藤醤油店も昔ながらのこだわりのお店、興味を持って見て回りました。

 

御狩場焼(食堂いなほ)と安藤醸造本店


 八百屋兼パフェ屋のさかい屋さんでは何を売っているのかもちらっと。やはり地元の山菜が中心ですね。秋田名物のいぶりがっこも漏れなく置いてありました(笑)。また、ハタハタは甘露煮、ワカサギの他、小鮒やイナゴの佃煮なんかがあるのも地域の特色といえ、楽しめます。


地元の食材あれこれ

 角館を3時間程度かけて見て回りましたが、とてもこの短時間ですべてをみることはできません。桜が有名ですが、文化的なところなど、まだまだ見てみたいなぁと思いました。秋の紅葉の時期なんかもまた一味違って良いかもしれませんね。再訪希望!今回食べ損ねた安藤醤油店の醤油ソフトとまるかわさんの角館平うちうどんは次回の宿題ということで。


 キーワード: 角館、桜、武家屋敷

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