○放射光は可視化技術;脳の可視化、化学状態の可視化などへの活用が期待されている。
○東北大学の放射光施設は2019年度に着工、2023年中の運用開始を見込んでいる。
○ナノでモノを見て作る;NTT、ポーラ、アイリスオーヤマなど大手企業が参画する。
→ NTTデータセンター、仙台市をテストシティとしてモデル化
○食品科学の分野では放射光の研究はあまりない(1998年のチョコレートが最初)。
○農学・農芸化学×放射光 = タンパク質の結晶構造解析 に有効
○2019年度における仙台市のトライアルユース事業で6件採択(うち、2件が農林水産業)
・仙台農業協同組合:仙台産大豆および枝豆の成熟具合や食感の評価分析による品質向上とブランド化を図る
・有限会社マルセ秋山商店:冷凍水産物組織内部の氷結晶を可視化することで最適な冷凍条件を見いだし、品質向上を図る
○マルセ秋山商店:海面養殖を主に扱う。輸送は今後、チルドから冷凍に変わっていく。取扱量が増える中で、ハイブリッドスラリー氷は強力な武器、科学的根拠を持って技術を確立し、打ち出したい。
会場の様子 |
(仙台生活999日)
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