年の初めから素晴らしい書籍と出会いました。
○天狗芸術論
佚斎樗山(いっさい ちょざん)著、石井邦夫訳注;講談社学術文庫、2018年(第7刷版)
・武道家にとっての必読文献;沢庵禅師「太阿記」、「不動智神妙録」;柳生宗矩「兵法家伝書」;佚斎樗山「天狗芸術論」、「猫の妙術」
・天狗芸術論は1729年に刊行された談義本
・ここで言う芸術とは武芸・心術を意味し、「気」と「心」の問題をメインテーマとして扱っている・正しい旅程を歩むために、所学者は大いなる迂回をしなければならない
・レッドヘリング:騙されて自分なりの読み筋を作り上げるというのは修行上の必然
・ひとり赤面、武道修行の要諦について自得していく
奥が深く、考えさせられますね。
また時間をおいて再読です。
(仙台生活992日)
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